テナント設定
テナントリージョン
テナントを作成する際、テナントデータが保存されるリージョンを選択できます。テナント作成後に変更することはできません。利用可能なリージョンは以下の通りです:
- ヨーロッパ(オランダ)
- 米国西部(アリゾナ)
- オーストラリア(オーストラリア東部)
- 日本(日本東部)
通常、顧客に最も近いリージョンを選択することで、レイテンシを最小限に抑え、パフォーマンスを向上させることができます。
Logto はグローバルエッジネットワークを活用し、アプリケーションに最高のパフォーマンスと可用性を提供します。リクエストルーティングは最適化されており、ユーザーが常に最適なパフォーマンスのオプションに接続できるようになっています。
テナントタイプ:開発用と本番用
Logto Cloud には、開発用と本番用の 2 種類のテナントがあります。このテナントの区別により、異なる環境でプロジェクトを効率的に管理でき、同時に Logto の価値を最大限に活用できます。
テナントタイプは作成時のみ指定でき、作成後に編集することはできませんのでご注意ください。
開発用
開発用テナント(dev テナント)は主にテスト目的で使用され、本番環境での利用は推奨されません。これらのテナントでは、有料プランで利用可能なプレミアム機能や有料機能に、無料かつサブスクリプション不要でアクセスできます。
ただし、開発用テナントには以下の制限があります:
- dev テナントは 90 日を超えたユーザーおよび組織を自動的に削除します。
- サインイン体験時に、テナントが開発モードであることを示すバナーが表示されます。
- 開発用テナントには特定機能にクォータ制限がある場合があります。該当する場合は機能詳細ページで説明されています。
- Logto は開発用テナントのクォータ制限を更新する場合があり、事前に通知するよう努めます。
機能 | エンティティ上限 |
---|---|
含まれるトークン | 月あたり 100,000 |
アプリケーション | |
総アプリケーション数 | 100 |
マシン間通信アプリ | 100 |
サードパーティアプリ | 100 |
API リソース | |
リソース数 | 100 |
ユーザー認証 (Authentication) | |
ソーシャルコネクター | 100 |
エンタープライズシングルサインオン (SSO) | 100 |
ユーザー管理 | |
ユーザーロール | 100 |
マシン間通信ロール | 100 |
ロールごとの権限 | 100 |
組織 (Organizations) | |
組織数 | 5,000 |
組織ごとのユーザー数 | 5,000 |
組織ロール | 100 |
組織権限 | 100 |
開発者とプラットフォーム | |
Webhook | 10 |
監査ログ保持期間 | 14 日間 |
テナントメンバー | 20 |
本番用
本番用テナントは、エンドユーザーが実際のアプリにアクセスする場所であり、有料サブスクリプションが必要になる場合があります。Free プランまたは Pro プランに加入することで本番用テナントを作成できます。Free プランの場合、作成できるテナントは最大 10 個までです。
関連リソース
ローカルリージョンと専用コンピューティングリソースでアイデンティティを保護する